去年、ビデオデッキが壊れたために買ったDVDのおかげで、好きなときに前に撮った録画を見れるようになった。
(ビデオデッキでも見れたが、探すのに手間がかかるため、もう1回見た試しはほとんどない)
で、昨日見たのは、1月6日26:20からの『プロレス「60分SP未公開映像満載!小橋奇跡の生還」』
ご存知のように(知る由もないか・・)プロレスファンのわたし。何より、プロレスが好きな理由は、ここにある。
確かにプロレスは、世の中の認知としては、スポーツではなく、今人気のある格闘技系に比べると、ファンの人も多くはない。
「台本が決まってるんだろ」とか言うのが、興味のない人の理由の1つあろうが、プロレスは、魅せる芸術なのだ。
昔、プロレスのなかでも異端だったFMWの大仁田厚が、野次る観客に対し、傷だらけのカラダを「この傷がニセモノに見えるか!」というようなことを言ったが、まさしくこれなのだ。
プロレスは、格闘技のように相手を倒すことだけを見せているわけでなく、受けるところも見せている。
そのために、過酷な練習を積み重ねているのだ。
一文で済ませてしまったが、そのことは、常人では到底、耐えられないことだ。
1日に1000回も2000回もスクワットができるなんてありえない。
「だからなに?」とは、言ってはならない。
それを言うと、何だって同じこと。
絵に興味がない人は、どんなに著名な画家の絵がそこにあったって興味はない。
野球を知らない地域の人が、イチローが野球で20億も稼いでいると聞いたら驚くだろう。
つまり、興味がない対象のものに一言いう権利はないということだ。
これは、自分の苦しみは、他人には、正確にはわかってもらえないのと同じだ。
ちょっと、変なことを書いていますが、とにかく、感動しました。
ホント、小橋選手はすごい! ありがとう!
腎臓癌で、摘出手術を受けての復帰なんです。(その前にも、いろいろとケガが多い選手でしたが)
復帰したのは、「自分のためでもあり 病気を患っている人や今苦境の中にいる人に希望や元気を与えるため」だと・・
感動で、泣いてしまいます。
自分もがんばろうと思います。(たいした苦境はないけれど)
あと、NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』のイチローのも感動しましたが、それはまたいつかの機会に。